結果と考察
調査期間:2004年11月1日〜20日
連画に取り組んだ小学校児童:472名(小学校3年生2名、4年生96名、5年生55名、6年生319名)
 
あなたはどんな絵に自分の絵をつなげたいと思いましたか。
つなげる理由は、「(6)つなげるアイデアがすぐに考えついた絵」「(5)自分ができないようなことがしてある絵」「(4)色がきれいな絵」である。
さらに、「(2)ほかの学校の友だちの絵」「(3)外国の友だちの絵」と答えている児童も多い。連画の活動の広がりを感じさせる結果である。
さらに、どんな絵につなげようかあまり迷わなかかったことがわかる。


(6) つなげるアイデアがすぐに考えついた絵
 
(5) 自分ができないようなことがしてある絵
 
(4) 色がきれいな絵
 
(2) ほかの学校の友だちの絵
 
(3) 外国の友だちの絵
 
(1) 自分と同じ学校の友だちの絵
 
(7) どんな絵につなごうかあまり考えなかった
 
   
活動しているときのことを思い出して書いてください
つなげる活動は児童にはおもしろくとらえられている。
インターネットへの発表も積極的な気持ちで行っていることがわかる。
「(11)自分の作品をみんなに見てほしいのでがんばって作った」「(12)自分の作品にたくさんの人がつなげてほしいのでがんばって作った」「(10)自分の作品をインターネットで発表するのは楽しかった」「(14)自分がつくった作品を「連画・絵のリレー」でまた発表してみたい」「(5)ほかの学校の人たちといっしょに図工の授業ができてよかった」の項目によって項目群が形成された。このとことで,絵をつなげることのおもしろさを十分味わっっていることがわかる。さらに,自分の作品をインターネットに発表することの楽しさを味わっていることがわかる。

(15) 「連画・絵のリレー」の活動は楽しかった
 
(8) 自分の作品にほかの友だちが絵をつなげてもらったのはうれしかった
 
(1) 自分がつなぐ絵をさがすのがおもしろかった
 
(5) ほかの学校の人たちといっしょに図工の授業ができてよかった
 
(7) パソコンだといろいろためすことができてよかった
 
(2) ほかの人の絵をたねにすることは楽しかった
 
(14) 自分がつくった作品を「連画・絵のリレー」でまた発表してみたい
 
(12) 自分の作品にたくさんの人がつなげてほしいのでがんばって作った
 
(10) 自分の作品をインターネットで発表するのは楽しかった
 
(11) 自分の作品をみんなに見てほしいのでがんばって作った
 
(9) 自分が絵をつなげるとつなげてもらった友だちはよろこぶと思った
 
(6) 絵を手でかくよりも、パソコンで図工の作品をつくる方がやりやすかった
 
(3) つなぐ絵をさがすのがたいへんだった
 
(13) 自分の作品はよくできた
 
(4) ほかの人の絵をたねにすることはいやだった
 
   
あなたの作品ができあがった時にどのように感じましたか
「4、あなたの作品ができあがった時にどのように感じましたか。」については、「(5)まわりの友達の方がうまく感じた」の項目に対して、「そう思う」と答えた児童が一番多かった。自分のものと比較して他の児童の絵がうまく感じている。これも自分の作品のできばえへの自信のなさがうかがえる結果となっている。
さらに、ソフトを操ることへの抵抗感はあまりなかったことがわかる。


(5) まわりの友達の方がうまく感じた
 
(2) ソフトの使い方はよくわかった
 
(1) ソフトをうまく使うことができた
 
(8) おもしろい絵がかけた
 
(7) 形がうまくかけた
 
(12) 他の人とはちがうアイデアの絵がかけた
 
(4) 種にした絵よりも色や形に工夫ができた
 
(6) きれいな色合いの絵がかけた
 
(3) 種にした絵よりもよい発想ができた
 
(10) 絵の具でかいた方がうまくかけた
 
(13) かわいらしい絵がかけた
 
(11) ウケる絵がかけた
 
(9) たくさんの人にわらってもらえる絵がかけた
 
(15) かっこいい絵がかけた
 
(14) みんがびっくりする絵がかけた