画像加工で伝えたいことを表現
あかねちゃんは,この「安全ポスター」グループに参加しました。彼女はPhotoshop Elementsのウリを探す活動の際に,カスタムシェイプツール(※1)で手のひらの形が描けることを覚えていました。そのため,「廊下を走らないで!」という気持ちを伝えるために,手のひらを象徴的に大きくレイアウトすることにしました。その指の先には,ちょうど5本指におさまる5文字の「S・T・O・P・!」と書きました。また背景は,踏み切り標識と同じ黄色にして,危険を伝えることにしました。色の学習がしっかりと生かされていました。ここまでは順調に進んだのですが,困ったことが起こりました。廊下を走っていてぶつかりそうになる子どものイラストが見つからないのです。そこで苦肉の策として,同じ方向に向かって走っている子ども2人のイラストを加工して使うことにしました。つまり,前を走っている子どもだけをPhotoshop Elementsで90度反転させるという方法です。これで,前と後の子どもが今にもぶつかりそうになっている様子を表現できました。このアイデアには,あかねちゃんも大満足。結局2時間ほどで,ポスターが仕上がりました。
 
(※1) カスタムシェイプツール・・・動植物やふきだしなどさまざまな絵や図形を描画するツール
 
close window