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デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生
 
【第4回】 撮影編(4)「電池の選び方」
「デジカメに最適な電池は?」

「うまく写真を撮れるようになるコツは?」と尋ねると、ほとんどの写真家からは「たくさん撮ること」という答えが返ってくるでしょう。フィルムカメラであれば、フィルム代や現像代にプリント代までかかりますが、デジカメであれば、何枚撮っても必要なのは電池代だけです。電池といっても多くの種類がありますが、デジカメに最適な電池はどれでしょう?
「電池の種類」

デジカメの電池は、単3電池か、もしくはそのカメラ専用の充電池を使用するか、いずれかの場合がほとんどです。専用電池を使っていて困るのは、外出先でバッテリー切れになったとき、買って入れ替えることができないことです。充電アダプターを持っていても、公園や運動会など野外ではコンセントがありません。この点、単3電池はコンビニなどで単3アルカリ電池を買うことができ、いざというときにも何とかなります。

また、最近は単3電池の場合でも使い捨てではなく、右の写真のようなニッケル水素単3電池と充電器が電気店で売られています。
【第4回】 撮影編(4)「電池の選び方」
左から順にニッケル水素電池・アルカリ電池・マンガン電池
ニッケル水素単3電池と充電器 【第4回】 撮影編(4)「電池の選び方」
ワンポイント

アルカリ/マンガン電池(以下一般電池)とニッケル水素電池には、特性に違いがあります。一般電池は使い出した直後から、徐々に電圧が下がっていきます。したがって、電池残量表示が1目盛りを指しても切れるまでに若干余裕があります。一方、ニッケル水素電池は、あるところまでは最初の電圧を保っていますが、充電分がなくなった途端にストンと電圧が落ちます。ニッケル水素電池の場合は、残量表示が僅かになったらすぐに交換しないと突然バッテリー切れになることがあるので注意が必要です。
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