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デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生
 
【第6回】 撮影編(6)「ピントとオートフォーカス」
 
ピントについて
ピントは別の言い方では、焦点とかフォーカスといい、ピントが合っていないとピンボケになり、失敗写真になります。

デジカメはほとんどの機種はオートフォーカスといって、対象に自動でピントを合わせる機能です。デジカメであれフィルムカメラであれ、シャッターはほとんどの場合、2段階式のボタンになっています。(右図参照)

これは、軽く押した段階(半押しと呼ばれます)でピントを合わせるためのオートフォーカスが働き、もう1段押し込むとシャッターが切れます。カメラはピントが合うと液晶画面やファインダーの真ん中にある四角や丸のフレームが緑になったり、音が鳴ったりして、ピントが合ったことを知らせます。

ファインダーをのぞいて、あるいは液晶画面を見て、シャッターチャンスに出会った瞬間にシャッターを一気に押してしまいがちですが、その前に半押ししてピントが合ったのを確認して、それから慎重に手ぶれしないようにシャッターを切ることを習慣づけてください。

ピンボケと手ぶれは似ているように見えますが、ピンボケの場合は画像のどこか1カ所はピントのあった部分があるということです。

オートフォーカスの種類について
1. オートフォーカスカメラから赤外線等の不可視光線(見えない波長の光)を発射し、これが被写体の当たってカメラに戻ってくるタイミングを測定して距離を測るもの。
2. カメラに入ってきた画像を内蔵コンピュータが解析し、取り込んだ画像が、もっともシャープになるようにレンズ位置を前後する方式。
近年のデジカメやビデオカメラなどは2の方式がとられていますが、この方法だと暗いところではピントが合いにくいデメリットがあります。フラッシュを使っても、距離測定中は暗いままですから、ピントが合わせられず、ボケてしまうこともあります。

写真撮影の失敗の3分の1はピンボケ、3分の1は手ぶれです。この2つをクリアしてしまえば、あとはテクニックだけです。
ワンポイント

【第6回】 撮影編(6)「ピントついて」 【第6回】 撮影編(6)「ピントついて」
ピントにはおもしろい特性があって、ピントの合っている場所よりも遠い方向にはそれほど影響が出ません。(写真・左)

ただしピントが合っている場所より近くは、より多くボケます。(写真・右)

カメラには「最短焦点距離」というものがあります。これは「これ以上近づいたらピントを合わせられない」という近さの限界です。通常40cm前後で限界です。これより近くで撮るとピントが合った合図は出ません。そのままシャッターは切れますが、残念ながら失敗作確定です。ピントが合った合図を確認してシャッターを切りましょう。

最近のデジカメは、接近撮影用のマクロモードがついていてかなり接近して花などを撮ることができます。このマクロモードでは、手前はボケやすいが奥はボケにくいという理論は当てはまらず、ピントが合っている距離以外はかなりボケます。
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