デジタル表現研究会
D-projectとは? D-allメーリングリスト サイト検索 ホーム
D-project
D-projectのあゆみ
メディア創造力を育成する実践事例
ワークショップ
ユネスコプロジェクト
教材作成
調査研究
カリキュラム検討
ネットdeカルタ
卒業アルバム作成
先生の道具箱
全国に広がるD-project
D-project アーカイブス 教材作成プロジェクト デジタルコンテンツ

教材作成プロジェクト 教師が授業で活用するためのデジタルコンテンツ

小学校5・6年
図画工作
山形県 川西町立犬川小学校:鈴木 誠

授業案

  授業案のダウンロードはこちらからどうぞ。プリントアウウト等にご利用下さい。
PDF(300KB)

授業のねらい

  電動糸のこを使って、木の板を切り、ブックスタンド等の作品作りを行う授業です。曲線を利用して作る作品の楽しさを感じ取ることができます。また、電動糸のこの使い方を知ることができます。
 

デジタルコンテンツからの「子どもたちの学び」

  木の板を切る際にそれほど力をかけずに曲線や直線できることができ電動糸のこはとても便利な道具です。しかし、切り始めるまでには、刃をつけたりする準備が必要になります。また、自分の思い通りに安全に切るためにも。板の動かし方や手の置き方に気をつけなければなりません。そこでこのコンテンツでは、以下の4つの動画クリップを準備しました。
 
MOV形式でご覧いただくにはQuicktime Playerが必要です。まだお持ちで無い方はこちらよりダウンロードしてください。
  Quicktime Player Download
WMV形式でご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。まだお持ちで無い方はこちらよりダウンロードしてください。
  Windows Media Player Download
 
1.刃のつけ方から切り方まで
MOV形式(1.9MB)
WMV形式(3.2MB)
2.下の刃の付け方
MOV形式(820KB)
WMV形式(1.5MB)
 
3.上の刃の付け方
MOV形式(372KB)
WMV形式(1.1MB)
4.いたの動かし方と手の置き方
MOV形式(1.3MB)
WMV形式(2MB)
 
 

教材作成のポイント

 
電動糸のこの使い方を、刃の付け方から切り方までの流れを子どもたちに見せても、刃の付け方や板の動かし方など、細かい点が見づらくなります。そのため、上下の刃の付け方、曲線を切るときの板の動かし方をアップにして撮影しています。
 
 

授業の流れ(電動糸のこの使い方について1時間)

 
1.導入  
糸のこを使って作った作品を見せ、子どもたちに作品のイメージを持たせます。教科書に載っている作品だけでなく、実際に糸のこで切った作品を見せると良いでしょう。特に、糸のこを使って曲線で切った作品を見せると良いでしょう。4年生に使ったのこぎりとは違って、糸のこでは曲線で切れるということを意識させることが大切です。
2.電動糸のこの使い方の学習  
電動糸のこを使っているコンテンツを見せ、電動糸のこの使い方の全体のイメージを持たせます。その後、使い方の手順を印刷した紙を提示しながら、使い方を説明します。説明している中で、刃の下の止め方、刃の上の止め方、板の切り方については、コンテンツ も交えながら説明します。その際、以下の点に気をつけ、安全に電動糸のこぎりを使えるようにする。
2.刃の向きをたしかめる。
・刃の取り付け・取り外しの際には必ずコンセントをはずして行う。
・糸のこの刃の向きに気をつける。
・板を切る際には、刃の前に手を置かないこと。
・曲線に切る場合には、板を回すように動かすこと
(横に動かすと刃が折れます)
 
授業の流れの拡大画像をご覧になりたい方はこちらをダウンロードして下さい。
PDF(1.5MB)
1.コンセントが抜けているかどうかたしかめる。
2.刃の向きをたしかめる。
3.刃を上から入れる。
4.下のねじをしめ、糸のこの刃を下にとめる。
5.糸のこの上部を押して固定する。
6.ねじを回して、刃の上の部分を固定する。
7.糸のこの上部をおして、ロックを解除する。
8.コンセントをつないで、切り方スタート。
3.実際に電動糸のこを使う。  
刃の取り付けを行います。取り付けたら、実際に板を切る前に電源を入れてみます。そうすることによって、きちんと取り付けられているか確認することができます。次に、実際に下書きを描いた板を切ります。まずは、一人一つずつ切り、全員が糸のこで切る体験をすることができるようにします。最後に、刃を取り外して片付けをします。
次時以降、刃を取り付け・取り外しする児童を交換し、単元内で全員が体験できる うにします。また、児童の手助けとなるように、電動糸のこの使い方のプリントを掲しておくとともに、いつでもコンテンツを見て確認できるようにしておきます。
 

↑TOP
D-project アーカイブス 教材作成プロジェクト デジタルコンテンツ