デジタル表現研究会
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デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生
 
【第16回】 撮影編(16)「撮影時の歪み」
カメラのレンズの形は丸く、その特性として中心付近はピントも画像も歪みが少ないが、周辺に行くにしたがってピントが合いにくかったり歪みが出たりします。しかし、記念写真などを撮ると歪んでいるという感覚はあまり見られません。それはカメラのレンズというのは、何枚も組み合わせられて歪みを起こさないように設計されていますが、周辺に行くとどうしても歪みと若干暗く写ります。マクロ撮影の場合、こういうレンズの弱点はさらにはっきり見えます。

広角(マクロ撮影は特に)撮影では、(写真1)ように周辺に行くほど四角が樽型に歪んでいます。

(写真2)は広角で撮ったものですが、周辺の建物の壁が若干歪んでいるのが見えます。
【写真1】 【写真2】
小さな被写体を大きく画面いっぱいに撮る方法には、次の3つの方法が考えられます。

(1) マクロモードで被写体に近づいて撮る
(2) ズームを最大(望遠)にして最短焦点距離で撮る
(3) 通常撮影で最短焦点距離で撮り、あとで必要な部分だけ画像ソフトで切り取る
ワンポイント

(3) は前に述べたように画像が粗くなります。また、画像サイズも小さくなります。(1) と (2) は思ったように細かく画像を記録できます。(1) は歪みますが (2) は歪みません。しかし (1) はその歪みが大きく、遠近感と奥行きを誇張して「作品っぽい雰囲気」が出ることがあります。

ポートレートや草花、その他の被写体を大きく画面いっぱいに撮ることは、必ずしもマクロで撮ることではありません。どのように撮りたいかの用途によって使い分けてください。そして最初のうちはこの3つの方法を試してみていろいろ発見してください。
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