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キーワードで読む情報教育 23
教員研修
〜校内での取り組み〜
レポート1
OJTでマンネリ研修をぶっとばせ!
正來 洋
(石川県 石川郡野々市町立野々市小学校)
正來 洋
校内一斉研修会の不思議
校内研修で「パソコン研修」ってやってますよね。

たとえば「プレゼンテーションソフト」、たとえば「デジタルカメラの使い方」、たとえば「学習用ソフトの使い方」などなど、専門のインストラクターさんから教えてもらったり、学校で一番パソコン上手の先生がにわかインストラクターになったり。みんなで、ああでもないこうでもないとパソコンに向かう時間は、普段ものすごく忙しい学校現場の時間の流れの中で、ちょっと楽しい息抜きタイム。

でも、それ本当に役立つ研修になってます?日々の仕事で使ってます?

仕事で使う!
(OJT&職員室LANのススメ)

いくら機器やソフトの使い方を教わっても、仕事や指導に役立つことがないと、実のある研修とはいえません。

最近、企業での研修のあり方とよく使われる言葉に「OJT」(On the JobTraining:職場内教育技法)というのがあります。実務をこなしながら、必要な職務遂行スキルを身につける支援者をおいて行う研修法ということだそうです。研修者にとっては、仕事をこなさなくてはならない、そのために特定のスキルを身につけなくてはならない。強いモチベーションを前提にした効果的な研修ということになりますね。

 学校での研修もこれと同じ考え方を取り入れられないでしょうか。
 そのための方策は?

そこでおすすめなのが「職員室のネットワーク化」です。最近はネットワーク機器の値段も3年前ぐらいから見ると嘘みたいに安くなりました。設定もさほど難しいものではなくなりました。それらを使って職員室のパソコン、プリンターをつないでしまいましょう。印刷のためのパソコン順番待ちが解消できたり、必要な校務文書をサーバーで一元管理できて年次引き継ぎも楽々…などなど事務処理は本当に効率化されます。

さりげなく、こういう環境を整えて涼しげに仕事をして見せましょう。自然に「それどうやって使うの?」「便利そうだねえ、私のパソコンにもつないでくれる?」と聞く人が増えること間違いなし!です。そうなればしめたもの、その場で実践研修が始まるわけですね。これぞOJT、活きて働く効果的な研修というわけです。
   
プレゼンテーションのススメ
さて、もう一つおすすめなのはプレゼンテーションソフトを使ってもらうことです。これもOJTの考え方を取り入れます。校内研究にからめて、実際に先生方にプレゼンテーションをしてもらう機会を仕掛けるのです。

 例えば
・保護者向け入学説明会の資料プレゼン
・保護者向け新教育課程の学校方針プレゼン
・遠足や修学旅行のオリエンテーションプレゼン
・学級経営案のプレゼン
・校内研究のまとめを各自がプレゼン

「作り方」だけを講習するのではなく、実際に先生方にプレゼンテーションの「宿題」になるように仕掛けることがポイントです。

子どもたちでも中学年ぐらいになるといろいろな形でプレゼンテーションをします。ところが案外、先生自身はプレゼンテーションをする機会がないものです。子どもたちがするように、先生たち同士でプレゼンテーションの自己評価、相互評価の機会を持ちましょう。

そうすれば、先生方も真剣に自分からソフトの使い方、効果的な見せ方や話し方を追いかけ始めます。

それはきっと、子どもたちのプレゼンテーションを評価する「眼」を養うことにつながります。おすすめです。
 

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