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2009年度プロジェクト
国際交流学習プロジェクト
プロジェクトの概要 参加者 プロジェクトのゴール
メディア創造力育成はここで 2009年度活動計画 これまでの活動

執筆者(プロジェクトリーダー):清水 和久

プロジェクトの概要


外国の子ども達と一緒にできる協働作業(「アートマイルプロジェクト」=協力して1枚の大きな絵を描くこと、または「テディベアプロジェクト」=人形を交換し日記を書くこと)を手段とします。自国の発信できる情報および、相手の生活や伝統文化などを調べ、情報交換をします。国際交流は、教師が自分のクラスの実情に合わせて必要な形を考えて教材化する所に意味があるので、選んだテーマで協働作業を行い、日本語の通じない相手といかに意思を通じさせるかを、自分たちの評価の尺度を決めながら実施します。



プロジェクトのゴール


協働作業を通して,以下の4点を追究します。
1.日本語の通じない相手と一緒に活動する自信を持つこと
2.相手と同じ所や違うところがわかること
3.各自が知恵を出し合って、分担して交流相手に臨むことでクラスの一体感を感じること
4.作成した成果物があること
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メディア創造力育成はココで


日本語の通じない相手と交流するには、子ども達が今まで習ったこと(メディアのスキルも含めて)をいろいろ組み合わせて応用したり、またクラス内でそれぞれ分担して力を合わせたりして取り組む必要があります。このような人と関わる力,共同で作業する力を,メディアを活用することで身につけ,自文化・異文化理解の手がかりとします。

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参加者リスト


リーダー: 清水和久(金沢星稜大学)
サブリーダー: 坂上則子(金沢市立四十万小学校)
メンバー: 前田陽子(熊本大学附属小学校)
  桑原里美(座間市教育研究所)
  八崎和美(七尾市立山王小学校)
  西野聡子(金沢市立浅野川小学校)
  細川都司恵(金沢市立金石町小学校)
  角納裕信(内灘町立向粟崎小学校)
  山守輝明(白山市立湊小学校)
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2009年度の計画



 
交流準備期間
目的: 交流が始まった時にすぐコンテンツを発信できるように準備を行います。
方法: 英語での自己紹介カードおよびビデオの作成、地域紹介のビデオ作成
5月 英語活動と連動させて英語での自己紹介カードの作成や、自己紹介ビデオ等の作成をします。
6〜7月

英語での自己紹介カードおよびビデオの作成、地域紹介のビデオ作成

交流の開始 自己紹介・地域紹介
9〜10月

・交流先の相手との自己紹介
目的:交流相手の名前と顔を知ることでクラスの中の一員として認識できるようにします。
方法:TV会議、掲示板
・地域の紹介
目的:6,7月に準備しておいたネタをもとにグループで工夫しながら相手に自分の地域の様子を伝えられるようにします。
方法:ビデオクリップやWEB 形式での地域紹介

協働作業の成果物のテーマ及び内容の決定
11月 目的: 協働作業でのテーマを決める過程で相手と話し合い、相手の思いと自分たちの思いをすり合わる過程のなかで建設的合意を形成します。
方法:TV会議、掲示板などで討論の過程を記録しながら、互いの意見を尊重しながら段階を追って合意を形成していく。相手を説得する道具としてのメディアを効果的に利用します。
作品の作りこみ
12〜1月 目的:最終的形態を想像しながら、自分の作り込みの作業を行います。(完成のイメージの合意ができているので、相手との交流が特になくても、相手を意識しながら作業ができます)
方法:不明な点があれば掲示板などで内容について再度質問も可能です。また、自作品が完成後は相手に送り、相手にも同様の作業をしたあとで最終的に送り返してもらいます。
作品の鑑賞とふりかえり
2〜3月 目的:作品鑑賞を通して文化的相違や共通点を知り、交流相手との一体感を味わいます。
方法:協働成果物の鑑賞


これまでの活動


2005年にGlobal school; projectとして実施
http://www.d-project.jp/2005/international/index.html
WEBページの作成を通した国際交流学習をおこなってきました。