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2009年度プロジェクト
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プロジェクトの概要 参加者 プロジェクトのゴール
メディア創造力育成はここで 2009年度活動計画 これまでの活動

執筆者(プロジェクトリーダー):山中 昭岳

プロジェクトの概要


参加校がそれぞれの地域のよさや自分たちの特徴などを1校あたり50音のカルタで表現します。その過程において,参加校みんなで学び合おうというプロジェクトです。
様々な地域の学校が参加することで,文化や風習,観光など互いの地域の同じところやちがいについて学ぶことができるカルタができあがります。カルタづくりを行っていく過程の中で,互いの地域の特徴を表し,そしてみる人がわかりやすいカルタに仕上げるために、テレビ会議システムや掲示板などのネット上で互いにアドバイスし合う交流を行います。参加校の子どもたち同士が互いの地域を知り,それにより自分たちの住むふるさとを再認識することができるのです。交流を深めていく中で,コンピュータの前に座っていながら向こう側にいる人を感じることができる,子どもたちの心がつながる協同学習プロジェクトなのです。



プロジェクトのゴール


2005年度版のような形が各校できあがります。
 http://www.d-project.jp/2005/contest/06/
さらに,各校でつくったカルタを本物のカルタにして配布し,各校でカルタ大会を行います。
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メディア創造力育成はココで


自分たちの地域をネット上の向こう側にいる同じプロジェクトのみんなにアピールするという相手意識,目的意識をもった活動ができます。また,他地域(他校)との交流という点において差異やズレを比較し自分たちの地域を振り返ることができます。
読み札と絵札の制作において,映像と言語の往復を促すことができます。そして,絵札の制作段階においては,自分たちの地域をまったく知らない人たちに伝えるという課題をもとに,子どもたち同士が試行錯誤(クラスの中,そして交流を通した子どもたち同士の中の両方)しながら絵札をつくりあげていくということができます。
メディア創造力の肝は,交流学習での伝え合う場面において,子どもたちが他者(他校の子どもたち,専門家,地域の人たち,保護者等)とのかかわりの中で試行錯誤するという学習活動でおさえたいです。つまり,互い作品に対しての相互評価の場面において,子どもたちが評価の観点(例:色づかい,みやすさ,写真の撮り方等)をもとにやりとりを行う建設的妥協点を探るところが肝だと考えています。
なお,子どもたちが作品を評価する観点については,プロジェクトスタート後,参加校の先生たちでつくりあげていきます。これは本プロジェクトの今までの課題であり,今年度は教師にとってはこの観点づくりも肝だと考えています。

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参加者リスト


リーダー:山中 昭岳(和歌山大学教育学部附属小学校)
サブリーダー:林  誠 (富山県南砺市立上平小学校)
サブリーダー:佐藤 勝則(山形県白鷹町立鷹山小学校)
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2009年度の計画



5月

参加校募集
   D-projectホームページ,MLにて告知します。
   また,今まで参加してくれた学校にも連絡します。
   学校数は限定しません。
   ただし,参加校が多い場合は,下記の※2の交流方法で行います。


6月

プロジェクトキックオフ会議(オフラインができれば・・できなければMLで)
  プロジェクトスタート
  ※1 教師用ML,子ども用交流掲示板を立ち上げる
  ※2 ペア交流校,グループ交流校決定
  相互評価システムとしてペア交流校,グループ交流校を設定する
  ペア交流校:学級でいうお隣さん同士の関係(2校)
  グループ交流校:学級でいうグループの関係(4校くらい)
  できるだけ知り合いでない学校同士で組むことが望ましい。

8月 夏休みの課題等で子どもたち一人一人がカルタのネタを探る。
9月 カルタづくり開始
※サポート体制として技術支援(できれば現地へ学生さんを派遣したいが・・・)
10月 Web上へ作品をアップし,相互評価を行う
11月 ※相互評価はペア,グループを中心に行い,できれば全体で評価し合う機会もほしい。
※テレビ会議システムの活用等,交流校同士のアイディアで作品の質を深めてもらいたい。
12月 ブラッシュアップ期間
1月

完成
D-proサイトに参加校の50音カルタが公開され,各校に本物のカルタが配られる。



これまでの活動


2005年度
 http://www.d-project.jp/2005/contest/06/

2007年度

2008年度