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先生の道具箱 実践事例集
 
千葉県 柏市立旭東小学校 佐和伸明
小学校5年生/総合的な学習の時間
日常的に情報を発信する活動を通して、情報活用の実践力を育てる
Webページを通して交流を広げることにより、コミュニケーション能力を高める
 
デジカメで撮影しているところ
完成後の公開ではなく、リアルタイムで活動のプロセスを公開することで、コミュニケーションツールとしての利用ができます。すでに、このページを通じ全国10校以上の学校とメールや掲示板による交流が進んでいます。
活動の流れ
1.   学習計画を立てる
2.   種まきをする(畑の準備、交流校への種の配布)
3.   栽培をする(生長の様子を掲示板やwebで発信して情報交換をする)
4.   収穫する(お料理コンテストの実施)
5.   作品や意見に関する外部からの感想(フィードバック)を得る

上記の2〜4までの活動の様子を、児童が日常的にwebページにまとめて発信し、活動を継続的に行う
 
公開しているページの一部
 
学習環境
コンピュータ室で一人に一台ずつのコンピュータを利用
栽培記録用にデジタルカメラ
カラープリンター
画像加工用にペンタブレット
ホームページ公開用のWebサーバー
 
利用するソフトウェア名とその機能
Adobe Photoshop Elements
→イラストを描く、画像処理をする
(切り抜き、書き込み、画像サイズの変更等)
Adobe GoLive
→レイアウトする(画像、絵)、文章を入力する(色やサイズの変更)、リンクを設定する、Webページ用に保存する
実践者の声
日常的にデジカメで撮影したり、コンピュータで絵や文章をかく活動を継続してきたことにより、表現力が高まってきました。小学生には難しいと思われがちなWebページの制作も、あらかじめ用意した画像や絵のファイルを作成ソフトに貼り付け、文章を入力するだけですので、子どもたちは抵抗がないようです。それ以前に「伝えたいこと」をしっかり持せたることが大切なのではないでしょうか。
また、クローズドな学習ではなく、落花生を核に活動の様子をオープンにすることでコミュニケーションに広がりが出てきました。
 
生徒の声
公開したWebページをはじめて見たとき、「ワーッ」という大きな歓声があがりました
自分たちが作ったWebページを世界中の人に見てもらえるなんて、ワクワクする
メールがたくさん届いてうれしい
最初はできるかなぁと心配でしたが、Webページを作るのは、けっこう簡単でした
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