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デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生
 
【第15回】 撮影編(15)「マクロ撮影」
別名「接写」といい、小さなものを撮るとき被写体から10cmといった距離で撮影するテクニックです。

機種によって違いますが、一般的なデジカメは最短焦点距離が50cm程度ですが、マクロモードを搭載するデジカメでは10cm未満まで接近して撮ることができます。
【写真1】 【写真2】
写真1は通常撮影モード(広角)で最短焦点距離で約30cmで撮りました。

写真2はマクロモード(広角)で最短焦点距離で約10cmで撮りました。

写真3はマクロモード(望遠)で最短焦点距離で約15cmで撮りました。
【写真3】
ワンポイント

被写体にかなり近づいて撮影するので、ちょっとしたカメラのブレが失敗のもとです。マクロ撮影では絶対に3脚を使うべきです。それにシャッターを指で押さないでセルフタイマーを使うこともおすすめします。フラッシュは被写体が近すぎて、画像が真っ白になるので使用を避け、自分の陰に気をつけて撮影してください。
マクロ撮影はワイドかズームか?
ワイド… ズームに比べてブレが目立たず失敗は少ない。奥行き・距離感が誇張された写真になる。
ズーム… ブレに注意して撮る。小さなものを大きく取るという意図が強い場合にズームで撮る。
マクロ撮影では、ワイドもズームも手ぶれも含めた失敗が多いので何枚も撮っておきます。おまけに角度も変えて何枚か撮っておきましょう。
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