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第1回テーマでは、広がりが見られました。そこで、第2回テーマでは深まりを最初に求めました。残念ながら投稿数は少なかったのですが、操作スキルに対しての意見がわかれ、前回よりもメンバー内のやり取りが多くなりました。内容の深まりとしては、これからというときに終了となり、皆さんへの宿題みたいな感じに終わってしまい、残念です。ただ、これはこれで皆さんへ自分とは違う考えを持つ方がいるということ、またさらに次への参加の意欲となったのではないでしょうか。

お互い共通しているのは、操作スキルは身に付けなければならないということです。違うのは身に付けさせる手段です。ここが今回の討論のポイントです。 やまちんさんの初投稿「必要なときに必要なだけ指導」、リベロさんの過激発言「スキル操作指導なんていらない!!」から始まり、各校種の方々からの貴重な発言、少ない中にも宝物ばかりでした。ただし、答えはありません。答えがみえないものだから、おもしろいのだと思います。

最後にきて投稿が盛り上がり、このスキル指導論争の中、「連携」の2文字も見えてきました。実は、管理者自身が一番気になっているタテの連携(幼・小・中・高・大)についてなのです。先日管理人は、とある研究会に出ました。そこで、中学校の先生が「あがってくる子どもたちのスキルがバラバラでとりあえず最初に総合の時間を8時間くらい使ってスキルアップをしています。小学校でやってくれていれば、無駄にこの8時間を使わず、いきなり内容に入れるのだけど・・・。」と発表されていました。

実際、この討論会の中でもRynさん、バロンさんの会話の中でもこのようなことはでていましたが、Rynさんのおっしゃる通りお互い押し付け合いになってはいけないと思います。ですが、このようなタテの意識もなく、ただどんな手段にせよスキルを身に付けさせればよいというものではないと思っています。 この討論会のよさは、まさにこれです。普段情報交換などすることのない異校種の方々が同じテーマの中で出会い、お互いの考えを知ることによりこのタテの連携につながっていくことだと今回の討論会で感じました。

次回テーマは、交流学習についてです。また多くの書き込みを期待し、新たな発見の場となることを願っています。
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