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誰もが使いやすいデザインを探そう ユニバーサルデザイン
「日本の工業」で自動車工業の学習をした際に、トヨタさんにユニバーサルデザインでCMしている『ラウム』に乗って学校に来ていただき、話を聞いたり実際にさわったり乗ったりさせてもらって、学習を深めました。写真は、その後自分たちで行ったUDの未来の車デザイン発表会の様子です。全員が自分の考えたアイデアを紹介し合いました。


またコクヨのUD製品の体験学習から、自分たちにとって身近な文房具にもユニバーサルデザインが数多くあることを知りました。写真は、ばねのついたはさみがシュッシュッとはねるように動くことを実感しているところです。
 
6年生
1学期から夏休み中老人ホームの見学・体験学習をし、高齢者の方とのふれあいをもち、ホーム内の見学をし施設の工夫や器具の工夫にもふれました。バリアフリーのいろいろな工夫についても学習しました。次に、UDについての考え方、どんなものがあるのかを調べ、具体物をさわることでその便利さを実感し、自分達にもできないかアイディアを考えました。その中でゲストティーチャーと交流を持ち、自分達の考えている方向が良いのか、バリアフリーとの違いなどについてハッキリすることができました。UDの考え方を多くの方に知ってもらうため、また、自分達のアイディアを知ってもらうために学習発表会で全校に発信しました。


5年生
UDとはどんなものかをコクヨの製品に実際にふれることで体験しました。また、トヨタ『ラウム』を見せていただくことで、UDの考え方に触れることができました。現在使っているものをちょっとした発想の転換で誰にでもより使いやすいものにしたり、誰もが使いやすいものを考えていくというUDの考え方にふれることで、子ども達のものの見方を少しでも広げることができたらと考えました。今、自分たちの身の回りから不便だなと思うものを見つけ、アイディアを考えています。

 
総合の命の勉強からはいりました。その中で自分たちの命は大事にされているという例の1つとしてUDを扱っています。UD文具の体験のあと、UDカーである『ラウム』の見学会を開き、自分たちで未来のカーをデザインしました。ほかにも、UDの思想を取り入れられるものがないか思案中です。

考えた車に対して営業マンに売り込んでいるところです
 
UD授業導入プリント  
これは、コクヨの製品をまずさわらせ、自分たちが普段使っているはさみとどこが違うのかを書かせるために使用したプリントです。 

UDのはさみを使ってみて気づいたこと
切りやすい   持つところがゴム
親指がずれにくい   立たせることができる
手が切れにくい   持つところが大きい
はさみらしくない   開く角度が他の物より小さい

などの感想が出て、これをきっかけに社会科の「ものづくり」単元へと入っていきました。
   
UDって何?
教室にあるインターネットから、ユニバーサルデザインとは何かを調べていきました。
 
コクヨのホームページの紹介文にある3つのやさしさ「運動」「感性」「感覚」を知る。また、トヨタのHPからラウムのことを調べていく
 
ラウム見学
学校の近くにあるラウムの販売店へ見学へ行き、そこで実際の車に乗ったりさわったりしました。

 
ラウム2の設計図
自動車学習のまとめとして、自分たちが考えるUDカーを提案するための活動の様子です。
色やドアの形状など、細かい部分まで、こだわりました。
 
 
新しいUDのデザイン
身の回りのものがUDの考え方を取り入れたらこうなるというものを考え、発表していきました。「シャー消しペン」、「やわらかペン」、「安心コンパス」、「ラクーン1」など、14点の作品が集まりました。学用品のUDが多いです。

     
 
熊本大学教育学部附属小学校では,身近にある様々な製品とユニバーサルデザインのものを比較したり,高齢者疑似体験をしたりすることから学習を始めました。そして,”熊本の町はみんなにとって住みよい町なのだろうか?”という課題をもち,ユニバーサルデザインの視点から町を調べていきました。

 
ユニバーサルデザインとは何かを知り、自分なりのユニバーサルデザインを考えた子どもたちは、「便利だからもっと増えてほしい」と願い、お年寄りや体の不自由な人、力のない子どもなどいろいろな立場に立って考えられるようになりました。

 
浅野川小学校6年生は、日本国憲法の基本的人権の尊重の精神が、生活の中でどのように生かされているか調べる学習を進めています。調べ活動が、社会の仕組みや施設、バリアフリー、道具へ広げていくうち、UDにたどり着きました。子どもたちはUDの考えをとても気に入り、車・文房具・日用品に分かれてUDの工夫点やもっとこうしたらという改良点などを探っています。

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