デジタル表現研究会
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合成お絵かきにチャレンジ
京都府 京都市立新林小学校 山本 直樹
小学校6年生/総合   4時間
デジタル表現するメリット
レイヤー機能を使った作品
レイヤー機能(透明フィルムを重ねたようなもの)を使って、実写画像の上にお絵かきします。絵の部分だけをあとから修正したり、違うものに差し替えることも簡単にできます。
 
ねらい
一年間の思い出を実写画像とコンピュータによるグラフィックと合成することで表現する。
活動の流れ
1. 一年間で最も印象に残った出来事をふりかえりテーマを決める(1時間)
2. テーマに沿って背景に使う写真を撮影する(1時間)
背景画像を撮影するときは、その画像にどのような絵を重ねるかを意識する。それによって構図も変わるからである。
3. Adobe Photoshop Elements(フォトショップエレメンツ)を使って、思い出の絵を描く(1時間)
背景画像を取り込む前に絵を描くのは、その方が画面がすっきりしていて描きやすいからである。
4. 背景画像をAdobe Photoshop Elementsの画面上にドラッグして取り込む。
5. 絵のほうが上になるように重なり順を変える
 写真や文字を重なりを入れ替えよう!
6. 作品を保存、印刷する
7. 作品を鑑賞しあい相互評価する(0.5時間)
8. 自己評価する(0.5時間)
 
応用例
思い出の一場面を絵にするのに、必ずしもコンピュータで描く必要はありません。紙に手書きしたものをスキャナーを使ってAdobe Photoshop Elementsに取り込み(  スキャナーで画像を取り込む)、実写画像と合成すればいいのです。その場合、子どもが描いた絵の背景をフォトショップエレメンツで透明にすると、すぐに実写画像と合成できます。
この実践では、6年生が思い出の一場面をデジタル表現しますが、他の学年でも遠足や運動会の思い出を学年末にまとめるという取り組みも考えられます。
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