デジタル表現研究会
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台風の動く速さを再現しよう
石川県 金沢市立大野町小学校 辻 和久
小学校5年生/理科   5時間   単元名 台風と天気の変化
デジタル表現するメリット
今、日本に上陸し、北海道東部に抜けていった台風がいったいどのような進路で通過したのかを,過去にさかのぼってすぐに追いかけることができます。

同じ背景の地図に台風画像をレイヤー機能で移動貼り付けをします。数時間おきにこの画像を数枚つくり、GIFアニメーションを使うことで、動いているようにも見え,台風通過の検証を簡単に行うことができます。
 
ねらい
資料をもとに台風の進路と天気の変化との関係について考えることができる。
活動の流れ  
(5時間/デジタル表現は3時間)
1. 台風による天気の変化と災害について、これまでの経験や資料をもとに話し合い,日本付近での進路や天気の変化を話し合う。(1H)
2. 資料写真などを見て、台風の進み方と天気の変化について調べる。(1H)
3. 通り過ぎた後の台風の進路について、時間ごとに軌跡をたどり,どのように通り抜けたかを検証する。背景となる日本地図画像と台風を表した画像を用意しAdobe Photoshop Elements(フォトショップエレメンツ)のレイヤー機能を使って貼り合わせる。数時間(または1日)おきのレイヤー画像を数枚つくる。(1H)
4. つくったレイヤー画像を時系列に並べ替え、GIFアニメーション機能を使って、検証してみたい台風の動きを見ることができる。(1H)
 ○○の気持ち
5. 作品を保存し、台風の動きと災害について,みんなで話し合う。(1H)
 
応用例
太陽や月の動き方など、ゆっくり動くものについて、後でどのように動いていたのかをふりかえって確認することに、GIFアニメーション機能は適していると思う。
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