デジタル表現研究会
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ミニ実践事例集
○年○組 算数問題集を作ろう
富山県 砺波市立出町小学校 水木 靖
各学年/算数
(本事例は、3年生「かけ算の筆算2位数、3位数×2位数」の単元後)
9時間 単元名 各単元の後
デジタル表現するメリット
Adobe Photoshop Elementsを使って、たし算、引き算、かけ算、割り算の計算の後によく行われる問題づくりを行うことで、ヒントの絵を工夫するなど楽しんで取り組むことができます。デジタルにして保存しておくことで、年度末に「○年○組算数問題集」として子どもたちに配布したり、計算問題だけを集めて、スライドショーで計算練習を作ったりすることで計算力を高めることができます。
 
ねらい
問題を作ったり友達の問題を解いたりすることで、学習したことを理解したり計算を早く確実にできるようになる。
活動の流れ
1. かけ算の計算の意味や方法を教科書を中心に学習する。(7H)
単元の最後に問題作りをすることを予告しておくことで、「どんな問題にしよう。」と意識しながら学習を進めることができる。
(1)の学習中、作業の早い子どもに、「自分で問題を作ってといてごらん。」と声をかけ、問題作りを経験できるようにしておく。
2. Adobe Photoshop Elementsを使って、かけ算の問題(計算、文章題)の問題を作る(1H)
算数の問題作りなので、数字や文字から順番に作っていくように助言する。
問題作りができた子どもには、図や写真でヒントを作ったり、イラストで問題に楽しく取り組めるようにしたりするように声をかける。
3. 作った問題に取り組む。(1H)
デジタルデータとして残しておくことで、いろいろな提示の仕方が考えられる。
 
1. 大きく印刷する。
2. 一人一人に問題集として配布する
3. 計算問題を集め自動スライドショー化し、プロジェクターで提示する。
学年の最後には作った問題をまとめて、「○年○組算数問題集」を作り、一年間の復習をすることができる。
印刷やスライドショーにする作業は、子どもたちの作品が集まったところで教師が行う。(学年に応じて)
 
応用例
言葉の意味や歴史、地図記号などでも実践できます。また、子どもが作るだけでなく、教師が作成した問題を、学習の始め5分間で取り組めば、子どもたちに基礎学力をつけることにつながり、学習にも落ち着いて取り組むことができるのではないでしょうか。
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