デジタル表現研究会
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連画:絵のリレー2005
 
プロジェクトの概要
 
学校連画:絵のリレーとは?
『学校連画:絵のリレー』は、インターネットとデジタル表現のよさを融合したダイナミックで協調的な造形活動です。これまでの図画工作科では、美の原点としてモチーフをリアルに再現することに重点が置かれてきたようなところがあります。『学校連画:絵のリレー』では、その美の常識にトライしています。「種絵」や「自分が気にいった絵」からイメージの種をもらい、コンピュータの機能を生かして思いのままに表現された子どもたちの絵から、新しい美の価値観を私たち大人が学びましょう。ぜひ、花畑のように広がる子どもたちの絵の1枚1枚が、どのような思いや工夫によって生まれたのかイメージしながら、楽しんで鑑賞してみてください。
このプロジェクトは、連画プロジェクトが開発した汎用のコラボレーションシステム「カンブリアン」をベースに、ユースウェア「スクールカンブリアン」として、D-project+連画プロジェクトが共同開発したシステムを活用しています。
連画プロジェクト>>
 
ねらい
21世紀を迎え、今、コミュニケーションに熱い視線は注がれています。どんな関係であれ、お互いがコミュニケーションをとったり、それをもとに人間関係を築いたりすることが重要であり、さらには、そういう関係を築くことによって、自分が生きていること・自分の存在の確かさが確認できるからです。そのように考えてみると、コミュニケーションをとるということは、私たちが生きることであ り、人間の存在そのものに関わってくる行為なのでしょう。
そのようなコミュニケーションの捉えのもと、「学校連画:絵のリレー」は、子どもたちが主体的に学習活動に取り組み、楽しみながら絵画的(視覚的)コミュニケーション能力を高めることにねらいをおいています。
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2002年

 
4年生の子どもたちを中心にして行われたセッションの経過です。『最新のセッション』からは、作品の拡大画像や作者のコメントなどを見ることができます。
連画:絵のリレー 4年生プロジェクト・セッション
 
 
2003年度

 
国際交流をめざしたセッションです。369枚もの、子どもたちの楽しい絵がつながりました。9校のセッション取り組みの様子も紹介しています。
RENGA Blossoms on Earth 2003
 
夏のバージョンを開始後、大人の参加もあり、じわじわと広がってきました。3枚のセッション取り組みの様子を紹介します。
RENGAデジカメセッション 2003
 
2003年度「スクール版 連画:絵のリレー」授業実践における意識調査報告書
2003年度「スクール版 連画:絵のリレー」における授業実践についての児童向けアンケート調査、教師向けアンケート調査を実施しました。その調査結果のグラフを以下に掲載します。また、これらのすべての調査結果の考察にもとづく意識調査報告書も併せてご覧ください。
本調査の結果や項目の転載や引用に際しては、D-project、 または調査プ ロジェクトのURLの明記をお願いします。
2003年度 スクール版 連画:絵のリレー
アンケート結果
集計結果のグラフ
  クラスター集計後の結果のグラフ
  意識調査報告
  PDF 調査報告  
 
 
2004年度




3つのグループでのセッション
  「学校連画;絵のリレー」は図画工作科なのか?という声にお答えできるように、「教師がどのような指導と評価を行なえばよいか」を明らかにしたいと、意図的 にセッションを3つに分けて実施しました。

<Aグループ>
参加者は、3〜6年生。2002年度の種絵を利用して、その時の表現の違いと今年度を比較する
<Bグループ>
参加者は、5・6年生。今年度初めて「学校連画:絵のリレー」に参加される先生方のグループです。
<Cグループ>
参加者は、5・6年生。経験者の指導が子どもたちの表現にどのように生きてくるのか、Bグループと同じ種絵からスタートして、その表現の違いを比較し、 教師の指導を明らかにしたいと思います。

 
グループでのセッションの結果
  <Aグループ>
87枚のつながり。絵をつなげるよりも発想の転換が多く見られたセッションになりました。
<Bグループ>
220枚のつながり。システムのおもしろさに刺激を受け、どんどん送信することを楽しんだ様子が見られます。
<Cグループ>
267枚のつながり。種絵を一度自分の中に取り込み、その良さをどのように表現に生かすか考えてつないでいくという様子が感じられるセッションとなりました。これらの成果を参加校の教師で考察し、2005年度につなげていきたいと考えています。
   
セッションの報告、9校の取り組みの様子を紹介します。
「D-project 連画:絵のリレー2004」セッション報告
 
2004年度「スクール版 連画:絵のリレー」授業実践における意識調査報告書
2004年度「スクール版 連画:絵のリレー」における授業実践についての児童向け、教師向けアンケート調査を実施しました。その調査結果のグラフを以下に掲載します。また、これらのすべての調査結果の考察にもとづく意識調査報告書も併せてご覧ください。
本調査の結果や項目の転載や引用に際しては、D-project、 または調査プ ロジェクトのURLの明記をお願いします。
2004年度 スクール版 連画:絵のリレー
アンケート結果
集計結果のグラフ
  クラスター集計後の結果のグラフ
  意識調査報告 
  PDF 児童向け調査報告
  PDF 教師向け調査報告
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本プロジェクトは、基本的に学校ごとの年間計画に従って進めます。従って月ごとの活動計画を提示できませんが、各学校は以下の各フェーズを意識し、自校の計画を立案しています。
 
「あい・ちきゅう・みらい」愛知博セッション
期間限定6月〜10月
8月に行われる「愛知万博」と連動するセッション
テレビ会議で教室やもしできれば会場をつないでセッションも可能
図画工作科として授業をした後、「朝ドラ」のように連続して参加
 
<参加校>
山形県 川西町立犬川小学校/千葉県 柏市立旭東小学校/神奈川県横浜市立大口台小学校
鳥取県 倉吉市立灘手小学校/鳥取県 湯梨浜町立泊小学校/鹿児島県 枕崎市立枕崎小学校
 
 
ゆめセッション
参加校で相談し、「同じ時刻」にセッションを行う
その後は、自由にセッションに参加
学校代表の絵から始める。学校代表の絵には、それぞれの学校がメッセージを込める
評価規準項目を作成する
 
<参加校>
石川県 金沢市立大野町小学校/石川県 金沢市立浅野川小学校/石川県 金沢市立犀川小学校
静岡県 浜松市立佐鳴台小学校/大阪府 堺市立城山台小学校/鳥取県 三朝町立西小学校
熊本県 富合町立富合小学校
 
 
「あい・ちきゅう・みらい」金沢セッション
21世紀美術館との連携
「美術館での鑑賞活動→美術館で最初に「連画」に出あう→学校で継続」という学習の流れをとる
 
<参加校>
神奈川県 座間市立相模野小学校/石川県 金沢市立犀川小学校/石川県 金沢市立長田町小学校
他、金沢の小学校
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