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児童生徒がつくる「ユネスコ・世界寺子屋運動」リーフレット制作プロジェクト
 
プロジェクトの概要
 
ユネスコ・世界寺子屋運動とは?
将来に大きな希望を持ち、その夢に向かって学びたくても貧困や紛争などのために学校に通えず、読み書き計算ができない人々、今現在学校に通えないでいる子どもたちが、世界中に10億人ほどもいます。この公共機関で教育を享受できない皆さんが、読み書きや算数(識字能力)を学び、収入向上に結びつくトレーニングを受けられるような「学びの場 = 寺子屋」の建設、教員養成、教材・教具の提供など、教育のチャンスを支援する運動が「ユネスコ・世界寺子屋運動」です。この「ユネスコ・世界寺子屋運動」は、(社)日本ユネスコ協会連盟が識字教育をおこなっている発展途上国の民間団体(NGO)や地方行政機関(教育委員会)と連携して独自に推進している運動です。2015年までに「すべての人に教育を」をスローガンに、アフガニスタンやインド、ネパール、カンボジアなど、アジアを中心に、寺子屋(コミュニティ学習センター)を通じ、そこで生きる人びとによる自立を目指していくことを目標としています。
詳しくは(社)日本ユネスコ協会連盟Webページへ。
 
活 動
リーフレット制作活動を通して、ユネスコ・世界寺子屋運動を学び、運動を支援します。
ねらい
ユネスコ・世界寺子屋運動への支援を通して出会った人やものと関わりを持つ中で、情報教育、国際理解、平和教育、人権教育などを推進し、総合的な学習の時間がめざす、自ら学び自ら考える力など全人的な生きる力の育成を図ります。
重 点
世界寺子屋運動をより多くの皆さんに理解してもらうための効果的なリーフレットの要件やデザインを考え、追及する活動を通して、より分かりやすく印象的に伝える方法を学び、情報活用能力を育成します。
研 究
世界寺子屋運動を支援する活動の中で、リーフレット制作が子どもたちの学びにどういった役割を果たしたか、総合的な学習の時間におけるデジタル表現活動の意味を明らかにします。リーフレット制作が、活動全体の流れの中で、どの時点で、どういった授業で展開されるのが有効・適切であるかを検証します。
プロジェクトについて
 2005年度も公募により、前年度を上回る21校、1,455名の子どもたちが参加します。昨年度からのリピーター参加が多いことが、このプロジェクトのチームワークと学びの確かさを何より物語っています。今年度も北海道から九州までカバーし、数名の小規模参加から百名以上の大規模参加、そして小学3年生・5年生・6年生・中学1年生・高校1年生・2年生と、各校種、学年がそろったダイナミックな全国組織の大プロジェクトになりました。
 ユネスコ協会やデジタルデザインの専門家の皆さん、地域の皆さん、参加校同士の交流など、人と人のかかわりの中での学びに、デジタル表現活動での学びを寄り添わせ、単独校の活動では得られないプロジェクトベースならではの課題追求学習のよさを実感して推進していきたいと思います。
 そして、日本では考えられない非識字の現状と出会い向き合う参加校の子どもたちと教師が一緒になって、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かねばならない」というユネスコ憲章前文の理念に迫るプロジェクトをめざします。また、D-project調査研究プロジェクトと連携して、子どもたちの意識や学びを明確に捉えていきたいと思います。
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2003年




学社融合による総合的な学習の時間のカリキュラム開発
小(6校)中(1校)高(2校)の9校で実施
デジタル表現活動・各種交流・ボランティア体験を織り込んだ課題追求学習型カリキュラム

 
プロジェクト活動報告(1) プロジェクト活動報告(2)
会場と一体!学びを共有できた公開研究会
「ユネスコ・世界寺子屋運動」リーフレット制作作品集
 
 
2004年度




より広範なプロジェクトベースでの活動の実証と、子どもたちの学びの追求
小(16校)中(1校)高(2校)の19校で実施
ユネスコ・世界寺子屋運動からの学びの追求
交流を含んだリーフレットづくりでの学びの追求
そのリーフレットを活用したボランティア活動での学びの追及

 
プロジェクト活動報告(1) プロジェクト活動報告(2)
「ユネスコ・世界寺子屋運動」リーフレット制作作品集
「ユネスコ・世界寺子屋運動」の「書きそんじハガキ」募金活動のリーフレットに正式採用
  2003年度の「リーフレットコンテスト」で最優秀賞に選ばれた作品が、社団法人日本ユネスコ協会連盟が実施する「ユネスコ・世界寺子屋運動」の「書きそんじハガキ」による募金活動のリーフレットとして正式に採用されました。同リーフレットは全国のユネスコ協会で活用され、また2005年1月には、世界寺子屋運動を支援している全国の紀伊國屋書店の店頭でも配布されました。
PDF(PDF:464KB)
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本プロジェクトは、基本的に学校ごとの年間計画に従って進めます。従って月ごとの活動計画を提示できませんが、各学校は以下の各フェーズを意識し、自校の計画を立案しています。
 
年間計画
第1ターム  学びのフェーズ
運動をゲストティーチャーやビデオより学ぶ。
第2ターム 交流のフェーズ
参加校同士が掲示板やテレビ会議で学びを広げる
第3ターム 創作のフェーズ
自分の思いを伝えるリーフレットを制作する。
第4ターム 活動のフェーズ
リーフレットを活用し、書きそんじハガキ回収等の運動を展開する。
第5ターム 発表のフェーズ
活動全体を通して学んだことをまとめ発表する。
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プロジェクト参加校の代表作品によるコンテストを行いました。

 
2005年度「ユネスコリーフレット制作プロジェクト」における授業実践についての児童向けアンケート調査、教師向けアンケート調査を実施しました。これらすべての調査結果の考察にもとづく意識調査報告書をご覧ください。
本調査の結果や項目の転載や引用に際しては、D-project、 または調査プ ロ ジェクトのURLの明記をお願いします。
2005年度 ユネスコリーフレット制作プロジェクト
アンケート結果
集計結果のグラフ
  クラスター集計後の結果のグラフ
  意識調査報告
  PDF 児童向け調査報告
  PDF 教師向け調査報告
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