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2005年09月19日

GVCでの国際交流のためのノウハウ

GVCの国際交流のためのノウハウ
○送り方と送る物
・送り方
EMSこれは確実に送れます。またWEBで追跡できるので、確実に届いたことがわかります。多少値が張りますが確実性とスピードをとってください。船便はさけた方がいいです。カナダから船便でクリスマスカードを送ってもらい冬休み明けの正月に届いたことが
あります。
・送る物と時期
第1弾 自己紹介ビデオ DVD お菓子、人形 10月
第2弾 クリスマスカード 
第3弾 送られてきた人形の返還 2月 思い出の写真、お菓子など

○自己紹介ビデオについて
学校の施設紹介も兼ねて相手が決まったらすぐにCDかファイルで送りましょう。学校のいろんなところをバックに、児童に自己紹介の紙を持たせて、しゃべってもらいます。その時には番号を決めておくと後で整理しやすいです。
・番号の決め方
名前だけでは性別等がわからない場合があります。学校と学校でメールをやりとりするより、3つの国3人でメール用のグループを作りe-mailすると良いでしょう。3人1組なので2人1組だとうまくいかない場合でも、3人だともう1人残ってますから
たとえば、
日本、男子ならJM01 Japan male 数字は男子の1番
日本 女子ならJF01 Fはfemale 数字は女子の1番
アメリカなら UM01、UF01
カナダは CA01、CF01
オーストラリア AM01、AF01
・ビデオの時間
1人30秒以内に、名前の所ははっきり言わせること、ある程度パターンを決めておいて同じように言わせた方がいい。
例)
Hello my name is ○○
My number is JM01
I have one brother ,one sister, a dog named Poch.
My favorite subject is P・E(体育)
I like baseball(モーションを付けて)
*こちらが先に送ると相手も同じように送ってくれます。DVDに焼いて送ってもいいですね。

・映像の内容
これまでの学校の行事で撮りためた物なども一緒に送っても日本の学校の様子がよくわかっておもしろいかもしれません。日本のアニメの番組なんかも興味を持たれます。自分たちで簡単に学校紹介のビデオを作ってもおもしろいと思います。
あとでFTPのサイトをくれるのでそこにアップロードしてもいいでしょう。ただしくれるのはだいぶ遅くなるので、自前のサイトがある人はそこで、ない人は郵送で送るのもいいかもしれません。

○人形
 交流していると言う実感を持たせるために、人形を送りましょう。自分たちの代理として送り、その様子をデジカメで撮って知らせてもらう。かわいいぬいぐるみをできれば2つの交流校におくるとよいでしょう。なるべく早い時期に送るとこれからの交流が楽しみになります。
 相手から送られてきた人形は、学校行事の時や給食の時などデジカメでとりましょう
その人形が日本でいろいろな体験をしているという感じを出すといいでしょう。児童の家にもってかえらせて、自分の部屋でとってもらったり、家族と一緒にとったり、夕食中にとったり、ととにかく児童にくふうさせて日本での生活がわかるようにしましょう。1週間に1度くらいメールで添付して送るとかWEBサイトに載せて見せましょう

○おかし
これは喜ばれます。1人1人に行き渡ようになるべく個別包装で数のある物がいいです。日本らしいお菓子や軽い物がいいです。日本語のほうそうがあるもの

○クリスマスカード
これも個別に相手の名前と自分の名前を書いておくります。児童1人1人の写真をカラープリンターで印刷して貼ってあげると寄り親密度が増します。
手作りの物が喜ばれます。飛び出すクリスマスカードなど最高ですね。
自分の番号も忘れずに、「基本的な文は」先生がおしえてあげてあとは絵などを描いてあげると喜ばれます

○マナー
向こうから何か送られてきたら必ずその様子をデジカメにとって送りましょう。向こうはついたのかつかないのかやきもきします。デジカメで撮る暇がなくてもついたという知らせだけはすぐ送りましょう

○テーマを決めるとき
ここが丈夫です。自分のやりたいことを最初に提案しましょう。まごまごしているとできないことでテーマが決まるととても苦しいです。自分たちができるのはこれとこれとこれと言う風に先に出しましょう。相手の提案で絶対できないと思うことは遠慮せず無理だと言うことを言いましょう。なるべく大きなテーマの方があとでくふうの余地がのこります

○交流を楽しもう
すごいWEBを作ることをはじめから考えるのではなく、交流を楽しんでその結果がWEBになったという気持ちでやりましょう。WEBコンテストのことだけを考えるとつらくなってしまいます。

○パートナーと仲良くなろう
まずパートナーの先生と個人的なことでもいいので情報交換をして親しみを持ってもらいましょう。家族のことでもいいですし、自分の姿が見えるようにアピールしてください。
学校で立場や、専門的な教科、指導法や、学習展開例など先生同士なのでこの辺は実は非常におもしろいところだと思います。時間割の交換や教科書のコピーなどもおもしろいですよきっと。

○パートナーを責めない
いついつまでに何々をしようと言ってもうまくできないことがあります。相手ができていない場合はやわらかくきいてみましょう。広い心で待ちましょう。自分ができないときは「しばらく待って」など掲示板に書き込みましょう。音信不通なのが一番不信感をもたれます。どうしても連絡が取れない場合は事務局に連絡して直接電話をかけてもらいましょう。最後になって3校そろってゴールできない場合もあります。最悪2校で作ることも考えましょう。今まででも2校で作ってゴールした例はいくつもあります。相手があってのことなので之ばかりは運次第と言うことになります。

○自己紹介は11月いっぱいで。。。
いつまでも自己紹介だけの文通を続けていては楽しいだけで進めません。テーマは11月の終わりには話し合いを始めましょう。事務局へのテーマの提出日時が決まっています。

○WEBの構造を早めに決めること
リンク構造は早めに決めると分担してページを作り始めることができます。これがおそいとあとでとても苦労します

○英語の掲示板について
児童同士が1人ずつアカウントを持って掲示板に書ける設定もできますが、日本の小学生では無理なので代表でアカウントを作った方がいいでしょう。

○どんどんリーダーシップをとって、やりたいことを提案していきましょう。提案についてはd-globalのメールで相談するかブログで書き込みましょう。動きが日本チーム全体にわかるようにおねがいします。

投稿者 teacher02 : 2005年09月19日 14:54

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