D-projectプロジェクト2015
Advance(アドバンス)

デジタルストーリーテリングプロジェクト

プロジェクトリーダー:宮城 渉(北谷町立北谷中学校)
メンバー:山入端一哉(うるま市立中原小学校)/豊川多美江(沖縄市立山内小学校)/石井園子(うるま市立天願小学校)/中 龍馬(北谷町立北玉小学校)

プロジェクト概要

 NHKクリエイティブライブラリーの素材を自由に加工や編集を行い、テーマに即したオリジナルの物語を制作する。制作した作品はWebサイトに投稿し、参加校同士による相互評価を行う。すべて動画で作品を完成させる点が他のプロジェクトとは異なる点であり、 静止画以上に情報量の多い動画をどのように加工するか、どのように組み合わせて 編集すれば伝えたいことを伝えられるのかが活動のポイントになる。また制作過程で、メディア創造力を総合的に高めていくことができる。

プロジェクトのゴール

〈活動のゴール〉
 動画素材を使い、テーマに即したお話をオリジナルの映像作品としてまとめ、Webサイトに公開する。

〈学びのゴール〉

 伝えたいことをうまく相手に伝えることができる力を育てたい!

メディア創造力にどう迫るか

(1)映像作成場面において
 個人またはグループとしてテーマに即したお話を作り上げるようになっていくことで、「自分が見つけた疑問を、すすんで探究することができる」(A-3-Lv2)。
 また、オリジナルの映像作品を作り上げていくために、インターネットや図書館などを活用して資料を集め、どの資料が相手に伝えやすいかを吟味していくことで、「相手や目的に応じて、図表や写真などの表現手段を意図的に選択することができる」(C-2-Lv3)。また「独自の調査を含め、情報の収集方法を選んだり、組み合わせたりする学習を活かすことができる」(A-2-Lv4)。
 

(2)お互いの作品や実践校どうしの作品を相互評価する場面において
 伝えたいことをうまく相手に伝えていくこと、また、相手の伝えたいことに対して評価し合うことで、「他者との関わりを振り返り、相手の考え方や受けとめ方などについて、感想を持つことができる」(D-3-Lv2)。

2015年度の計画

4~6月 メンバーによる昨年度実践の報告と共有
7~8月 提案実践をもとに参加校がメーリングリスト上で、実践時期やテーマなどについて計画の検討、クリエイティブライブラリーの動作確認など検証作業
9~12月 各校でテーマにそった動画作品を作成し投稿します。
メーリングリスト上で、指導法や進め方についての情報交換を行う。
1~2月 投稿作品についてコメントを入れるなどして作成した学校どうしで相互評価を行う。

プロジェクトの広報や交流手段

 広報はD-allメーリングリスト、プロジェクトのメーリングリストを活用。またNHKのクリエイティブライブラリーへの動画投稿や閲覧、コメントを入れていく。定例の地元研究会(沖縄県マルチメディア教育研究会)内での意見交換や実践報告なども行っていく。フェイスブックなどの活用も検討していく。

投稿作品
▶http://www.nhk.or.jp/creative/

活用ガイド(ダウンロードも可能)
▶http://www.nhk.or.jp/creative/notice.html