D-projectプロジェクト2022

フォトポエム

プロジェクトリーダー(所属):石田 年保(松山市立椿小学校) サブリーダー(所属):美藤 貴(松山市教育研修センター)
メンバー(所属):堀田 優子(元松山市立石井小学校長)/中野 圭一郎(松山市立久米小学校教頭)/河崎 睦(綾瀬市立綾西小学校)/岸田 知絵(松山市教育委員会)/村田 祐子(松山市立潮見小学校)/栗林 賢一(愛媛CATV)/福永 薫(松山市立潮見小学校)/坂本 成斗(松山市立新玉小学校)/田坂 香奈(松山市立椿小学校)

プロジェクト中間報告 -(夏)

フォトポエムプロジェクトでは、現在、メンバーが1学期・2学期通して、実践を行っています。3学期には、フォトポエムコンテストを今年度も実施します。 今年は、大学の教育学部の学生にICTを活用した教科の指導の内容の一つとして、フォトポエムの授業を行う予定です。フォトポエムのよさを広めていきたいと思います。 フォトポエムの活動から派生した、フォト俳句の活動も今年度さらにバージョンアポさせました。夏休みに4年生児童が1人1台端末で制作した学年全員のフォト俳句を、松山市立子規記念博物館に展示されます。展示期間は9末から10月中旬の約3週間となっています。また、6月には愛媛県のローカルニュースの特集で、フォト俳句の取り組みなども放送されました。 (プロジェクトリーダー:石田年保)

プロジェクトの活動と概要

このプロジェクトは、写真と言葉を組み合わせた「フォトポエム」という詩を、写真と言葉を往復させながら創作していく中で、言語活動の充実をめざすプロジェクトです。

視点を変えて対象を見つめ直し、子どもたちに新たな気付きを促したり、五感で感じた感動を意識化し表出したりする手だての一つとして、写真を活用します。また、写真から言葉を引き出し、写真と照らし合わせながら言葉を吟味させていくことを通して、表現力を高めていきます。そのためには、撮影時の課題意識のもたせ方、子どもたちが詩をブラッシュアップさせていく過程での教師の支援や、子ども同士の関わらせ方が大切だと考えています。

さらに、学校間交流やコンテストなどの様々な評価活動を通して、一人一人の感性のすばらしさを互いに感じ取らせ、表現に対する関心を高めていきます。

フォトポエムコンテスト応募要項 → 2022PPコンテスト要項.pdf

プロジェクトのゴール

<活動のゴール>
メディア創造力を育成するフォトポエムの実践を普及する。

<学びのゴール>
写真と言語の往復を通して、感性や表現力を高める。また、相互評価で、互いの感性や表現力を認め合う。

メディア創造力にどう迫るか

写真撮影の場面で
・写真を撮影する活動を通して、驚きや感動を見つけ記録していく楽しさを味わうことができる。【A-3-Lv1】

詩の創作場面で
・写真から自分の感動や気付きを読み取り、感じたことが相手に伝わるように言葉を吟味しながら言語化することができる。【B-2-Lv3】

写真と詩を組み合わせる場面で
・映像や言葉が伝える内容を考え、効果的な言葉の組み合わせ方や文字の配置等を工夫し、効果的な表現方法について考えることができる。【C-3-LV3】

作品の評価の場面で
・互いの作品を評価し合う活動を通して、自分や友達の感性や表現のすばらしさを味わうことができる。【D-3-Lv3】

メンバーの募集について

D-allメーリングリスト等で募集。

プロジェクト参加希望フォーム ▶D-allメーリングリスト登録

プロジェクトの広報や交流手段

D-allメーリングリストで、単元に合わせて、フォトポエムの実践事例を広報していく。メンバーは、メンバーのメーリングリストで情報交換をし、必要に応じて集まって話し合いをもつ。

スケジュール

5月 第1回 運営委員会(今年度の活動計画:テレビ会議)
2022 フォトポエムコンテスト募集開始(D-projectホームページ等)
6月中旬~7月中旬 メンバー間での情報交換・理論研究
7月~8月 WS等での普及活動
10月中旬~11月上旬 各校でのフォトポエムの実践
実践~相互評価(学校間交流)
12月 2022 フォトポエムコンテスト募集締め切り
1月 フォトポエム審査会
フォトポエム研修会
2月下旬 2022 フォトポエムコンテスト 審査結果発表
第2回 運営委員会(実践事例報告・今年度の反省、来年度の活動計画 等)
3月 優秀作品 愛媛CATV放映(予定)
  A
課題を設定し
解決しようとする力
B
制作物の内容と
形式を読み解く力
C
表現の内容と
手段を吟味する力
D
相互作用を
生かす力
寺子屋リーフレット制作  
プログラミング教育    
スクールワーク活用授業デザイン      
特別支援アラカルト      
国際協働学習の設計と評価  
AIと教育  
STEAMキッズプロジェクト
算数・数学とプログラミング的思考  
データベース活用プロジェクト    
新聞教材活用      
フォトポエム    
Everyone Can Create    
クレイアニメプロジェクト〈休止〉  
小学校英語メディア創造力    
デジタルリーフレット    
School XR